むくみ取り!!

2022年07月8日

こんにちは、三宮鍼灸整骨院KAIです

今回はむくみについてお話します!

梅雨時期、歩いた後、飲んだ次の日、食べ過ぎた時、生理中、いろんなタイミングでむくみは気になると思います。そんな時、皆さんはどうしますか?自分でマッサージしたりお風呂につかるなどむくみが取れるように対策すると思います。むくんだ原因によってなにをしたら効率的に解消するか変わってくると思うのでいくつかご紹介いたします。

 

むくみができる原因

体がむくむ原因はいくつかあります。

まずは、塩分の摂り過ぎ。体には、体内の塩分濃度を一定に保つという機能があります。そのため、塩分をたくさん摂取すると、体の塩分濃度を薄めようと、体内に水分を溜め込むようになります。

そして、アルコールもむくみの原因に。血中のアルコール濃度が高くなると血管が拡張して、血管から水分が漏れ出すためです。
また、女性の場合は、月経周期によるホルモンの関係で、月経前の時期には体に水分をため込みやすくなり、むくみやすくなるということも。

そのほかに、睡眠不足、運動不足、ストレスなど、むくみは様々な理由で起こります。また、むくみといっても、一過性のむくみと、慢性的なむくみがあり、それぞれ原因が異なります。

 

ずっと同じ姿勢で過ごしている

立ち仕事やデスクワークなど同じ姿勢で過ごすことが多いと、血液を心臓に戻すふくらはぎのポンプ作用が弱くなり、血流が下半身に滞りがちに。さらに同じ姿勢でいることで、足の筋肉がこわばって伸縮しにくくなってしまいます。

夕方になると足がむくむのは、1日中血液が下半身にどんどんたまってしまったのが原因です。

一過性のむくみの原因

むくみが起こる主な原因でも、塩分の摂り過ぎ、アルコール、生理によるホルモンの変化、睡眠・運動不足、ストレスなどの影響によるむくみは、一過性のもの。

塩分やアルコールの摂取を控えたり、ゆっくり休んだり、ストレッチをして筋肉を伸ばすことで、改善されます。軽いものでは、夕方むくんでいても、寝て起きれば翌朝スッキリしていることも多いです。

 

心臓に障害がある

慢性的なむくみが起こる原因として、心臓、腎臓、肝臓といった大きな臓器の疾患が疑われます。

これらは一過性のむくみと違い、数日では治らない慢性的なむくみで、むくんでいる部位を押すと指の後がつくのが特徴です。

この場合、大きな病気が隠れている可能性がありますので、かかりつけの医師にできるだけ早く相談しましょう。

そのほかにも、食事の偏りによる栄養失調、ふくらはぎの血管が膨らんで足がむくむ下肢静脈瘤、手術でリンパを取り除いたことで起こるリンパ浮腫などもあります。

 

 

むくみの解消法

病気ではないけれど、不快を感じるほどのむくみが起こったら、下記の方法を試してみましょう。今日からすぐできるものなので、ぜひ試してみて下さい。

 

【顔】

冷水温水で交互に洗顔!

朝、起きて顔がむくんでいると感じたら、冷水と温水で交互に洗顔をしましょう。冷水と温水で交互に顔を洗うことで、血管の収縮と拡張を繰り返し、むくみを解消します。

ホットタオル!

ハンドタオルを水で濡らして絞り、電子レンジで1分ほど加熱(機種によって時間は調節を)。作ったホットタオルを、顔に乗せて温め、顔の血行を促し、むくみを解消。メイクののりもよくなります。

マッサージ!

すべりのよいクリームを顔全体と首、手につけてマッサージを行います。まずは、顔の中心から外に向かって、手のひらでやさしく顔をさすりましょう。
次に、耳から鎖骨にむかって首のサイドをさするように流します。その後、鎖骨の上にあるくぼみを、ゆっくりと押してみます。鎖骨や首の周りにはリンパ節がたくさんありますので、強く押さなくても顔のむくみがすっきり。
いつものスキンケアのついでに行えば、普段からむくみ予防ができます。

 

【身体】

ストレッチやエクササイズをする!!

むくみは血液やリンパ液など、体液が停滞することで起こります。その停滞をいち早く解消できるのがストレッチ。特に、むくみやすい足は、膝の曲げ伸ばし、足首をまわすなどして凝り固まった筋肉や関節をストレッチするのがおすすめです。また、つま先立ちになってかかとを上げ下げするエクササイズは、ふくらはぎの筋肉のポンプ作用でむくみを解消します。

マッサージする!

むくんだ部分は、手でマッサージをして血液やリンパの流れをよくしましょう。ポイントは、心臓から遠い部分から近い部分に向けて流すこと。例えば、足のむくみを取る場合は、足先からももに向かって行います。足首やひざの裏、足の付け根など、関節まわりもむくみやすいので、しっかりマッサージしましょう。

むくんだ部分をあげる!

特に足に効果的な方法です。重力の影響でどうしても足はむくみやすくなりがち。足がむくんだら、オットマンなどを利用して足を水平にしましょう。そのほか、床に寝て足を壁やベッドなどに立てかける方法も。足を心臓より上の位置にあげることで、重力を逆手にとってむくみを解消します。

湯船に浸かる!

お湯をためてゆっくり湯船に浸かれば、むくみもスッキリ! しっかり体を温めることで、血流促進。また、お湯の水圧で適度に体に圧がかかり、滞った水分を流してくれます。湯船に浸かるのがベストですが、湯船にお湯をためる時間のない人は、シャワーの時に足元だけお湯をためて足湯にするなどでも、効果アリ。

カリウムの多い食材を摂る!

むくんでいるなと感じたら、積極的にカリウムが含まれる食品を摂りましょう。カリウムには、ナトリウム(塩分)を尿として体外に排出する働きがあり、代表的な食材は、バナナやリンゴ、メロンなどがあります。そのほか、野菜や果物に多く含まれるので、積極的に摂るようにしましょう。
腎機能が低下している場合には、カリウムを含む食材は控えるべきなので、主治医に相談してください。

 

むくみの予防法

むくみは、普段の生活で少し意識するだけでも予防できます。下記に、むくみの予防方法をまとめてご紹介します。ひとつでもいいので、取り入れるとむくみにくくなります。

体を動かす!!

普段から体の血行を良くしておくことがむくみ対策には有効です。定期的に運動を取り入れるほか、普段から階段を使う、できるだけ早足で歩くなど、特に足を動かすことを意識してみましょう。

塩分を摂りすぎない!!

体は常に体内の塩分濃度を一定にする働きがあります。そのため、塩分の多い食事を摂ると、体は水分を溜め込んで塩分濃度を下げようとします。それが、むくみになる可能性もあります。外食ばかりだとどうしても塩分を多く摂りがちです。また、自炊の場合でも、加工食品には精製された塩分が多めに含まれていますので、表示を確認してから使ってください。
自宅に常備する塩は、カリウムやマグネシウムも含む塩を選びましょう

塩分排出を助ける栄養素を摂る!

日頃から、塩分の摂りすぎには気をつけたいものですが、忙しくて外食に頼りがちになってしまうこともあります。塩分は摂りすぎないのはもちろん、塩分の排出を助ける食材を摂ることも有効です。
利尿作用があり、塩分の排泄を助けるカリウムを多く含むウリ科の野菜である、すいかやきゅうり、冬瓜のほか、あずき、バナナや柿などの果物や、血管を緩めるマグネシウムも含む海藻類なども摂りましょう。

アルコールは飲みすぎない!

ビール、ワイン、お酒など、アルコール類を飲むと、体の血管が広がって一時的には血行がよくなるのですが、喉が乾くので水分を多く摂ることに。
また、アルコールのつまみは基本的に塩分が高め。そのため、アルコール自体はもちろん、アルコールを飲む環境も、むくみをまねきやすくなります。
お酒の席は楽しいものですが、ほどほどにして、必ず休肝日をもうけましょう。

弾性ストッキングを着用する!

足がむくみやすい人におすすめなのが弾性ストッキングやソックス。ふくらはぎや足首を圧迫することで、足にたまりがちな血管やリンパ管を刺激して、血液やリンパ液をもどしやすくして、むくみを予防します。

体を締め付ける服は避ける!

きついブラジャーやガードルなど、体を締め付けるものは、血行を妨げます。特に、体の中心部を覆うブラジャーやガードルなどには配慮しましょう。手足など、もともと血行が悪くなりがちな部分にも影響します。自分のサイズにあった下着を身につければ、むくみを軽減する助けになります。

体を冷やさない!!

体が冷えると、血行が悪くなりむくみやすくなります。特に、足はむくみやすいので足首からふくらはぎを冷やさないこと。足を出すファッションの時は、レッグウォーマーを持参したり、薄手のストールを常備して、常に体は冷やさないように意識しましょう。また、足が冷えたと感じた日は湯船に浸かって体を温めるか、時間がない時は足湯をして冷えを解消してから寝ることが大切です。

 

こんなむくみの症状は病院へ

いつものむくみとちょっと違う、日に日にひどくなっていると感じたら。むくみが大きな病気のサインの場合があるので、このような症状の場合は病院を受診しましょう。

急に症状が出た場合

全身のむくみがひどい
むくんだ部分を押して、へこみがすぐ戻ってこない
薬を飲んだ後、急にむくみはじめた

むくみと合わせて下記のような症状・疾患がある場合

呼吸まで苦しい
急激に体重が増えた
関節が痛む
発熱が続いている
脈がはやくなった
脈がおそくなった
疲れやだるさがひどくなった
以前より寒がりになった
下肢静脈瘤がある
肝臓、腎臓、心臓の持病がある

むくみを「ツライ」と感じたり、むくみが出た原因が心配な場合は、自己判断せずに、かかりつけの病院を受診しましょう。

 

むくみに対しては整体施術だけでなく、トレーニングやエステでもお悩み解決のお手伝いをしておりますのでお悩みの際は一度当院へご相談下さい!

 

~三宮 鍼灸整骨院KAI~

〒650-0021

兵庫県神戸市中央区三宮町1丁目7-18M.H.BLDG11F

☎078-333-1122

執筆者:柔道整復師
三宮 鍼灸整骨院KAI 院長 池田祐介

整骨KAI御影院 院長 池田祐介

今までの経験や実績を踏まえ、三宮の地でも多くの方を救済できればと思っております。

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