四十肩、五十肩、石灰沈着性腱板炎
- 腕が挙がりにくい
- 夜に肩がうずく
- 背中に手が回らない、痛む
- 髪を結ぶ動作が辛い
- 高いところの物が取れない
五十肩の原因とは?
- 長時間の同じ姿勢で仕事をしている
- 姿勢が悪い
- 運動不足
- 重度の肩こり
- 腕を動かす事が多い
四十肩や五十肩の呼び名は相称で本来は【肩関節周囲炎】といいます。
肩関節の周囲の筋や、腱、関節が何かしらの原因で炎症が起こり痛みや可動域の制限を引き起こす事をいいます。
原因は不明と言われていますが、いくつかの傾向があります。
まずは姿勢の悪さが関係してきます。
ねこ背や、前傾姿勢は、肩が前方方向に引っ張られ、筋の前後のバランスが崩れます。
肩関節の周りの筋緊張や身体のバランス(姿勢)
乱れによって、首、肩に余計な負担がかかってしまい
痛みや可動域制限が発生する事が多くみられます。
可動域に制限がかかり続けた状態で動かし続けるとどうでしょう?
関節に過度の負担がかかり、その部分に炎症が起こります。
【肩に金属疲労のようなストレスがかかるイメージです】
肩関節周りの筋肉の緊張や関節の間に無機物(カルシウムやカリウムなど)が沈着してしまい、固まった状態を【石灰沈着性腱板炎】といいます。
【石灰沈着性腱板炎】の場合、激しい痛みや急激に可動域がなくなる事が多くみられます。
夜間痛=夜に肩が疼いて寝られない症状が多くみられる事も特徴としてあります。
神戸市中央区にある 三宮 鍼灸整骨院KAIの五十肩・石灰沈着性腱板炎の施術法
【ショックウェーブ療法】
体外衝撃波という音速を超えて伝わる、圧力波を使ってアプローチを行う施術法です。
衝撃波を皮膚の上から患部に照射する方法で、痛みを感じる自由神経終末という神経を細かく破壊し、変化させたり、血管の新生や再生、組織の再生を促すことで慢性的な痛みを軽減する施術です。【難治性疾患】といわれる症状に有効とされています。
五十肩や石灰沈着性腱板炎には筋や腱、石灰部分の固くなっている組織を衝撃波で破壊する事により痛みの緩和、可動域の改善につながります。
本来は、腎結石や尿管結石などの体内の石を粉砕する際に使用されてきた治療法でしたが、
昨今海外の整形外科では【五十肩】【石灰沈着性腱板炎】【鵞足炎】【足底筋膜炎】【腱鞘炎】【シンスプリント】といったいわゆる難治性疾患(病院へいっても経過観察等なかなか改善しない症状を指す)へのアプローチに有効とされている治療法で、日本の整形外科や整骨院ではまだ導入している院が極めて少ない施術法です。
なぜ効果的なのか?どれくらいで良くなるのか?
①スポーツや反復される動きによって局所の筋や腱、靭帯に軽い損傷が起こったり、炎症が起こったりします。
②局所の損傷や炎症が反復かつ継続的に起こると、人間の体はその部分を強くする為に神経や血管の網【神経血管網】を新しく形成し局所を強くしようとします。
③新しく形成された神経血管網が増加すると、逆に神経過敏になってしまったり、回復を妨げると言われております。 組織に【神経血管網】が沢山形成され、治りにくくなる症状を【難治性疾患】と言います。
④体外衝撃波は現存する物理治療機器の中でも唯一、神経血管網を破壊する治療機器になります。
⑤神経血管網を破壊する事により、除痛効果や回復を促進させる事ができ、お悩みの症状を改善に導く事が可能となります。
※一度の施術では神経血管網を破壊する事はできず、複数回受けて頂く必要はございます。
※回数は個人差があり、平均的に8〜10回必要だと言われております。