腱鞘炎
2023年06月19日
産後の方や、パソコンのタンピング動作が多い方々で、一度お耳にされたことも多いかもしれません。今回は腱鞘炎についてお話させていただこうと思います。
腱鞘炎とは
母指(親指)を広げると手首(手関節)の母指側の部分に腱が張って皮下に2本の線が浮かび上がります。ドケルバン病はその母指側の線である短母指伸筋腱と長母指外転筋が手首の背側にある手背第一コンパートメントを通るところに生じる腱鞘炎です。
症状
手首(手関節)の母指側にある腱鞘(手背第一コンパートメント)とそこを通過する腱に炎症が起こった状態で、腱鞘の部分で腱の動きがスムーズにいかなくなり、、手首の母指側が痛み、腫れます。母指を広げたり、動かしたりするとこの場所に強い疼痛が走ることが多いです。
注:短母指伸筋腱は主の母指の第2関節を伸ばす働きをする腱の1つです。
長母指外転筋腱は主に母指を広げる働きをする腱の1つです。
母指の使いすぎによる負荷のため、腱鞘が肥厚したり、腱の表面が傷み、さらにそれを動かすことによって、悪循環が生じると考えられています。
特に手背第1コンパートメント内には、上記の2種類の腱を分けて通過させる隔壁が存在し、これがあるために狭窄が生じることが大多数です。
検査
母指と一緒に手首を小指側に曲げると痛みがいっそう強くなることで、痛みの有無を検査します(フィンケルシュタインテスト変法)。
正しくは母指を写真のように小指側に牽引したときに痛みが強くなることで痛みの有無の検査を行います。(フィンケルシュタインテスト)。
当院の治療について
当院の治療は、鍼灸治療、ハイボルテージ治療、体外衝撃波治療器、手技療法、独自の整体施術、超音波治療等を用いて、患者様個々の症状に合わせて症状緩和を目指します。
症状改善にお悩みや、他の治療院に通われている方々でお悩みの場合は是非、お問合せ下さい。
三宮 鍼灸整骨院KAI
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